あらかじめ作製されたFRP用反転型に沿って「エポキシ樹脂+ガラス繊維」によるFRP作業を実施。複数枚重ねる事で用途に応じた剛性、耐久性を持たせます。
弊社ではFRP作業に精通した職人が複数名在籍しているので面積が大きい作業でもこなす事ができます。
部分的に先行してFRP作業を行う事で、別体部品(入れ子)として形成する事もできます。必要に応じて抜き勾配やスキ設定も自由に設定できます。機械加工での別体加工では表現できにくい箇所も現物合わせにより
ピタッと低コストで嵌め合い精度を取る事が出来ます。
FRP反転用の型が無くとも、実際の製品があればそこからFRP反転造形が可能です。FRP作業に適した表面処理を施すため、製品表面の材質は問いません。柔らかい物、自重で変形する物の場合は簡易的な受けをCAD図面等に基づいて作製した上で製品形状を保持いたします。ここの工程を怠るとFRP反転型を起こした際にワークとのアンマッチが生じる可能性があります。受け治具を作製する場合は、全面ゼロ当たりにするのでは無く、部分的に逃がし形状を入れる事がワークとの合いが良好になるコツになります。